NPLTRPG感想・登頂とハッピーエンドを目指す男たち【大ネタバレ注意】

「ダメージを先にお伝えすると、4d6になります」
えべたん&志海「ひぃ〜」「ひぇ〜」(ハモリ) ←ここ好き

 

後半中心のそんなに長くない(体感)感想です。
当然結末も分かるのでネタバレ注意です。

 

 

狂気山脈の高さは10363mですが、
ちょうど飛行機の高度と同じくらい。
ちなみに私は昔国際線で無限に鼻血を出し、
カーネル・サンダースっぽいおじさんCAに
ずっと介抱された経験があります。

 

 

 

 

「えべたんが絶対登る。任せて」





NPCと4人

・コージーの進退

みんなで行きたいけど
コージーの精神も心配だし…
コージーの意志も尊重したいし、
このまま連れてく方が
生存率低いかもしれないし…
の葛藤がよく現れたシーン。

説得して説得して時間を置いて
成功率かなり上がったのに
致命的失敗を犯すの笑った

 

・K2の進退

「K2のいない登山隊で一番になってもな〜」
「俺が降りるよ」
「大した目的じゃないから全然折り返してもいい」
「僕は登りますよ」

ハンドアウトとロールプレイ、
そして本人の判断の
揺らぎが一番見えたと思ったシーン。

 

  

 

◯ダイスの女神

何回チャンスを与えられても起死回生が叶わなかったシーン、ダイスが出した結論が覆らなかったのは、否応なく運命がそうだったと言うほかないと思う。

 

今まで「〜かもしれません」「〜でしょう」と
大事なことについての最終的な判断をたくさんプレイヤーに委ねてきた
むつーさんが、

「志海さんが見つかることがないかも、ない、です」

と断定した時、ああ、消えてしまったんだなと思いました。




◯キャラクターとプレイヤー

えべたん

人と関わることでたくさんの良さが見いだされた炎上系youtuber

「K2を出し抜く」を目的としながらも、 K2を蹴落とすことは決してしなかったなあ
極限状態では陰キャたちの先陣を切って率い、悩み、提言し、人の意見に傾聴し、意志を尊重し、時に説得し、NPCを含めた皆のことを想って行動するところに、
気がつけば自然とナポリのリーダーと呼ばれていた、彼女のプレイヤーを思い出しました。

NPCとの約束を成就することが、
プレイヤーにとっての
えべたんという主人公の「ハッピーエンド」
に他ならなかったんだと思います。

もし並んで立てなくなった人がプレイヤーの中にいたら、
きっと同じように約束を守ろうとしたんじゃないかなぁ。

 

八木山

一見気弱そうに見えるが
めちゃめちゃ食い下がって力づくでも一緒に行こうとすることで、
結果として多くの説得のチャンスを得た

自分自身のことは「もう終わり」としても
全然周りの人のことを諦めないのは、
昨今のジャンプ系主人公みたいですね。
出身地も含めて虎杖悠仁か?

 

「八木山としてはそこまで登山にモチベーションがあるわけではない」と志海とは真逆だが
楽しさを見出したり、
志海を見つけようとしたり、
意図的な伏線回収なのか、
天然の心変わりなのか
どっちの割合が大きいんだろう。

八木山は自分なりの「ハッピーエンド」を獲得するまで、まだまだCONTINUEを続けるのでしょう。



すぎにゃ 杉山

「行こうやぁ…行こうや…」
「ホワァーーーッ(致命的失敗)」

気弱で、優しく、感受性が高いところが最高にすぎにゃん

フればとりあえずなにか返してくれる、クッションみたいな安定性がよかったです。
一家に一台。そんなにはいらないか。

 

人類未到の山に登頂を果たし、その謎にも迫っておきながら
なんとも薄暗い結末を選択したのは
仲間が死んでしまっては「ハッピーエンド」とはいえない、彼なりにはバッドエンドだったからなのではないでしょうか。

ギフトピア」実況の最終回を思い出しながら、そんなことを思いました。



志海

「まあ山なんてそんなもんですよ」
とは言うものの
特に自己主張が激しいわけでも、積極的に残酷な意見を押し通そうとするわけでもなく
みんなに従い、見守ってコージー励まし会に参加したり
コージーの説得に「心理学振れないのかぁ」と言うあたり
いつもナポリを見守りながらついていくプレイヤーの断片を感じたかなあと思う。

「ここでビバークするというのもあり?」
「まあまあまあ、登っちゃえばもうこんなこと、吹き飛びますよ」

ここのさっとすくい上げるようなフォローに
志海とプレイヤーの元来の心根が垣間見えたと思います。

 

キャラ紹介の「死ぬ時も楽しいですから」の伏線回収をここでするとは思わなかったな 
「消えることで完成した」と、
こんな結果をハッピーエンドに「した」、
shu3の性格や価値観が窺い知れるよう。

配信なのにあえてサイコなキャラを演じ続けた理由は
素で良いことを言える人たちが周りに居るのを知っているから
のような気もする。




◯プレイヤーとキャラクター

えべたんの
炎上系youtuberのイメージとはかけ離れた
分け隔てなく情に熱い性格は、
すべての登場人物に感情移入し、無事を願い、そして励ます
最近の個人実況の蘭たんを見ているようでした。

 

八木山のエンディングの行動は、
ハッピーエンドを迎えるまで
何度でも挑戦し続ける、
hacchiの死にゲーに立ち向かい続ける時の、
ネガティブの中の芯の強さを感じさせました。

 

杉山の覇王を謳いながらもどこか気弱で繊細、
登場人物の無事を願い、気を許した相手には懐く様子は、
すぎるそのもののギャップに富んだキャラクター性が顕現していると思いました。

 

志海の見事な散り際は、
綿密で深いshu3の
キャラクター考察によるものと、
「ゲーム」を愉しみ、どんな終わりを迎えたとしても良しとする、
shu3の個人実況への姿勢を思わせました。



 

TRPG素人の(動画視聴を)完走した感想

他の「狂気山脈」を見てない手前
あまり深読みできるものではないけど、
表のTRPG2回目だからか?当初発表された絵から受けた印象より
だいぶ本人に寄ってて、手放したくない…と思いました。

判断の慎重さ、突飛な発想、メンバーだけでなくNPCにまで及ぶ情の厚さ、
「う〜ん」と悩みながらも感じるそれぞれのそれぞれへの信頼と、
それぞれのメンバーの思う「ハッピーエンド」が垣間見えた今回のTRPGは、
5年やってきた「ナポリの男たち」というグループで
登ってもらって、
本当によかったなと思いました。

物語としてのハッピーエンド、

配信としてのハッピーエンド。

真面目で優しい男たちが
真摯に熟考を重ねたからこそ
得られた、紡げたストーリーだと思うと
虹の谷で安らかに眠れますね。



今後、実況グループとしての
ナポリ自身に逆境が訪れた時も
このTRPGで彼らが見せたような
プレイヤー自身の持つ価値基準や性格は、
きっと活かされるのだろうと思っています。



 

 

動画のまとめ

【本編】ナポリの男たちの「狂気山脈~邪神の山嶺~」【クトゥルフ神話TRPGhttps://youtu.be/VsDHphApkDw

感想戦】KPむつーさん+ナポリ むつーさんのメンバーシップ配信
https://www.youtube.com/watch?v=O5ygHazEveU&t=0s

感想戦ナポリ ナポリの男たちch アーカイブ上がるかな?
[会員限定] ナポリ山脈感想戦 - 2021/02/27(土) 23:30開始 - ニコニコ生放送

KPむつーさんの裏話
https://youtu.be/6hSFUFS1T6A

shu3の裏話
https://youtu.be/QNFthFDvAjI

蘭たんの裏話(有志UPVer.)
https://youtu.be/-BldieVBNWE