『馬と鹿』は『ノーサイド・ゲーム』と一緒に聴いてくれ

ノーサイドゲームなんですぐ終わってしまうん?

 

 

みんな馬と鹿聞いてますか!!!!イェー!!1600万回再生!!!!!
みんなノーサイドゲーム見てますか!!!イェー!!!!!!
えっ見ましたよね!????ん??????

 


見てない.....?

 


米津玄師の『馬と鹿』聞いてノーサイドゲームは見ない、
これはカツカツだけ食ってるようなもんですよ、大丈夫ですか?
大丈夫じゃないように見えるけどね(全てを見通す眼差し)
ノーサイドゲーム見て大丈夫になりませんか?

 

 

あんなに・・・ドラマと食べたら美味しいのに。
てかドラマと食べると何万倍も美味しいのに...?
どうして?ひょっとして丼ものの美味しさをご存知でない?
それどころかオムライスやカレーライスの美味しさもご存じないですか?

 

米津玄師の名曲を米津玄師だけで完結させていいと思います?
テツandトモはテツだけでは完成しなくないですか?
それくらいのマッチングですよ。ほんとに?これだけ言うのにカツだけ食おうとしているあなたは、もはやただの見栄っ張りでは?


素人目なんで曲のことはよく分からないんですけど、
たたかう曲なんですよこれは。
ラグビーと、闘う会社員のドラマだからこそ、合う
天才なのでQUEENのズンズンチャッと同じことがわかりましたね。天才なので。
詳しいことは、その道に詳しい人が有料ブロマガとかこういう記事でたくさん言ってくれてると思うので、ズブの素人はズブの素人らしく感想を述べてみます。


『馬と鹿』、言うまでもなくドラマ『ノーサイド・ゲーム』の主題歌なんですけど、
ドラマの終盤で『馬と鹿』がさ、
もうほんとに絶妙なタイミングで始まるんですよ。
1話だけでも見て??
配信サイトでも再放送でもなんでもいいので。
カタルシスを感じるくらい、気持ちいいタイミングで流れるんです。

「あ〜あ、時間的に終わりだからそろそろ流してみるか」

みたいな感じじゃなくて、
これはたぶん曲自身が、登場人物の気持ちを汲んで
繊細にタイミングを見計らって、

「おっ今馬と鹿流してほしいやろ?そういう気分やろ?」

てな感じで流れるんですよ。曲自身の””””意志””””で。
ラグビーのボールのパスくらい、針と糸を通すような繊細なタイミングで始まる。
画面の中の展開そのものを後押しするように始まる。
この曲が静かに始まるのは言うまでもないですけど、
次第に高揚していくリズムがドラマの『鼓動』を映し、
メロディーがドラマの『色』を映すように思えるんです...エモさ...

 

今更ノーサイド・ゲームを解説すると
強敵滝川常務(上川隆也)に歯向かい本社から左遷された大泉洋(君嶋隼人)。
成績低迷、会社のお荷物扱いのラグビーチーム「アストロズ」。

大泉洋水曜どうでしょうばりのコントをはさみながら
お互いに気に食わないアストロズと手を組んで
本社返り咲きを狙う、激アツドラマなんですけど、

ラグビーのシーンがガチ(メンバー)でまた良くて、
対立構造も明確ながらどう戦うか、どう逆境を乗り越えるかのやりとりが
友情・努力・勝利てな感じでまた熱くて。
そんな感じです。誰か語彙力のある人助けて。

 

このドラマの誰かが勝ち、誰かが負け、そして誰かが闘っている場面で、
ひとの生き様すべてを鼓舞するように流れる曲が
『馬と鹿』

We will rock you のような士気を高めるリズムにのせて
力強く、しかしながらさわやかな歌が
ドラマの話のクライマックスを文字通り『彩る』
このドラマがこの曲のために『在り』、この曲がこのドラマのために『在る』
そういう風に作られています。知らんけど。

そうして、視聴者がドラマの展開に入れ込めば入れ込むほど、大泉洋に、アストロズに、入れ込むほど、感動が完成する・・・!


この曲のポイント(個人的に好きなところ)は、
いいところで始まるかと思えば、いいところで”終わる”
この曲が必ずドラマのラストに来るかと思いきや、
けしてそういう「お決まり」となっているわけではなくて、
この曲の後に服部隆之の華々しい感動的な音楽が流れたりするんです。
つまり、やっぱりこの曲は「たたかう時に流れる」。
ラストだけでなく、時にはドラマの冒頭にも流れ、
ラグビーの強い画の力に華を添える...
やっぱり『馬と鹿』は曲自身が「おっ流れたろか~^^」って空気読んで流してくれてるんじゃないか。
そんな風に思いました。
ほんと昨今のドラマの作りってよくできてますね...あんまドラマ見ないけど...


さきほど「誰かが勝ち、誰かが負け、そして誰かが闘っている場面で」と申しましたが、
実に、この曲が流れる場面によって、幾様にも顔色を変えているように感じます。
スァ〜〜〜〜(語彙力ゼロ) 
恍惚って言うんですかね・・・
このシーンと曲とのマッチング具合が、とんでもないカタルシスなんですよ・・・激ヤバ・・・


自分のために、会社のために、チームのために、家族のために、闘う登場人物の感情を表し、時に力強く励ますように
服部隆之が作った数々の素晴らしい音楽が流れるけど、
やっぱりテーマ曲は『馬と鹿』なんですよ。
でも服部隆之の曲も好きなんですけどね...HEROでハマりまして…

 

再三言うんですけど、どのマッチングサイトが組み合わせるより
最高の組み合わせだと思うんですよね。
なぜならドラマと米津玄師、どちらもが互いのことを考えているからだと思います。
これは夫婦生活にも最も大事なことであるので、どのマッチングサイトより最強なんだと思います(未婚)


ドラマ自体もテンポ・爽やかさともに高ランクだと思うんですよね〜!
熱さもジャンプくらいあると思います。
池井戸潤ドラマココが好きだわ!!!って人絶対いると思う。
そういう人はシン・ゴジラも好きだと思う。
強敵を倒したら身近な人に裏切られて、本来強敵だった相手がこちらに微笑んでくる...
ジャンプじゃないかな。ジャンプだな。てかジャンプ好きなんですよね。
でも滝川常務の過去、多分今のジャンプだったら半年くらい費やして過去編やりそうなので、そこはこのドラマのテンポありがとうって感じでした。

 

最終話見て思ったんだけど滝川さんは米津玄師のファンなんだろうか。

 

念の為もう一回圧倒的情報量を誇るHPのリンク貼っておきますね。

www.tbs.co.jp

 

 

 

去年の米津玄師インスタナポリゲスト事件から1年ですって