テン示会で私は変われたかもしれない

なぽり-日記

展示内容のネタバレはありませんが、
何も知りたくない方は念の為ご注意ください

 


とりあえずテン前のtwitterの米津FAの話していい？？？

 


米津玄師を聴いてますか。
私はこの前家に呼んだヤツが無限に米津玄師を流すので、副流米津を浴び、軽く米津中毒になったとこです。
もうそろそろ自室に米津玄師が召喚されるんじゃねえかと思うほど永遠に聴きました。

 

 

 

 

お〜〜い米津玄師〜〜〜〜！！！！！！！！！

 

 

敗者の皆さん！LOSER参拝はお済みですか？(笑顔)
情緒の安寧を与えてくれないよね相変わらず。

敗者でいることの楽しさを
米津玄師が教えてくれました。
知ってたまるか。
 

神絵師かと思ったら米津玄師。
ずっとtwitterのトレンド欄にいたの忘れないからな。
でも米津玄師も海藤さんに向かって土嚢食えよとかクソコメントしてるかもしれないと思うと、胸が高鳴りませんか？
 

カビーユーザー（紅白出場）
カビーユーザー（なんかよく分からん賞をいっぱい貰っている）

このくだりやってる度に毎回思うけど、マジなんやねんコイツこの人！無敵か？？？
閃光手榴弾投げたら怯みくらいはするかな。

カビ歴もたしか若干負けてたんですよね...ｸｿ...
ベジータを前にしてスカウター壊れた時の紫色のヤツ、こんな気持ちだったんかな。

あの人何がおかしいって
黴12年目っていう排水溝の底みたいなカルマと
めちゃくちゃな人数の心に刺さる歌が届けられる
夜空の北極星両立してるんですよ、そんな天と地両極端な二足のわらじある？

岡崎体育さんといい、歌って踊れて歴史に名を残すタイプの強火視聴者増えるなあ。
夜会やるならもう地上波でやるしかなくない？

 

 

 

さておき、例のテン。

 

展示物とその感想については
書き出したら卒論レベルの長さになったので
改めるとして、

展示期間も後半にさしかかった頃、
閉館まで当日券残ってたというようなことを聞き、
ありがたいことに行ける機会にも恵まれたので、行ってきました。


当日券は1人で行きました。
急遽仕事切り上げて行ったからね。

 

 

 

情けない話ですが、
コミュ障を克服できなかった
ド陰キャのゴミ野郎なんですよ私。

 


ナポリテンすごかったんですよ。客が。
さすがに陽のイベントじゃないんで、サーファーの群れとかが集まってくる気配はなかったんですけど、
「みんなで空気読み」inナポリテンみたいな。

話しかけたら笑顔で応えてくれそうな人たちばかりで、まあ待ち列含めコミュニケーション初心者のためのチュートリアル空間みたいな場所だったんですけど、

 


誰にも話しかけられずに帰ってきました✌️(◜◡◝)✌️

 


先に言っとくけど、そんな合コンとかナンパ場みたいな感じじゃないわよ。勘違いしないでよね！

ただあそこは、
私と同じコンテンツが、しかも比較的コアめなやつが好きな人が集まってて、その上、
岡崎体育パネルの周りで撮影の順番待ちしてる人も、
整理券の順番待ってる人も、
スマホを見ながら、
誰かと喋りながら、
考え事をしながら、
それと同時に、場の全体が平和的であるように、
心を砕くというようなことをしていた。

だいぶ穏やかで、ああ波長が合うかもしれないな、ここの人たちとは、と思った。
合わないかもしれないけど。

 

最初から1人で見て回りたい派ではなくて、
あのワクワク感を1人で胸にしまい込むのは、
物寂しいかな、もったいないかな。
それなら、あわよくば楽しさを共有できる人がいたら、
と思いながら行ったんですよ。
たぶんあそこは、友達になれる人がたくさんいた場所だった。


顔も名前も知らない人が
こんなにたくさん集まってるのに、
見渡す限りの誰もが気を使ってて、
道をあけ、声をかけ、拍手をして、喜び合う。

 

 

こんなにあったかい空間は、
多分滅多に出会えるものじゃない。

 

 

ひとつひとつの展示物はあんなにも雄弁で、
たくさんのことを語ってくるのに、
私はそれを、その場の誰とも、
共有せずに帰ったんです。

 

となりに立ってるおねえさんも、
私と同じ展示物を見て、
私と目があって、
私と同じようににっこりしてるのに。

 


ちょっとした勇気が出なくて
たった一言が、踏み出せなかった。

 

 

なんとなくうつむいて、
出かけた言葉を喉の奥にしまい、
人の視線を避けるように
次の展示物に目を滑らせたんです、私は。


「これ、すごいですね」
「これ、いいですよね」


絶好の機会を得ておきながら
たったそれだけのことすら出来なかった自分は、
たいへんな意気地なしの小心者でした。
悔し涙を流す資格さえありそうにない。
こんな空間で怖気付いたらダメだったんだよ。
「知らない人に話しかけた」武勇伝を見聞きしては
劣等感に苛まれている。

 
「展示会は1人でも楽しかった」

ほんとにそうだっただろうか。
虚勢とか見栄とか、そういうんじゃないだろうか。
あの日1人で展示スペースを後にした
自分自身を振り返って、そんなことを思う。


あの時出かかった言葉は、
きちんと声に出すべきだったんです。
孤独な540円で終わりたくないので。


もしもだけど次テン示会行けたら、
もうちょっと人と、話せそうな気がする。


あとたった一歩の勇気を出して、
隣の人に話しかけてみたり、
一緒に写真撮りあいっこしたり、
周りの人と一緒に歌ってみたり、
そんなことができますように。

大丈夫、ここにいる人たちは、優しいはず。

 

あの展示会に行くことで
背中を押されたのは私で、
背中を押してくれたのは、
周りの540円たちだったかも。

 
次が何年後になってもいいから、
540円たちが集まれる空間が
今後もありますように。

 


いつのまにか540円でいること自体が楽しくなってたんだなあ。おわり

 

 

 

湿っぽく終わりたくないので最後に聞いてください！！！！！！陽キャになりティス！！！！！！！！！！！！！