この冬の生きがいがナポリだった話

救済体験を突然語りだす人のこと

なんていうか知ってる?

カルト宗教の信者だよ!!!

 

 

 

 

 

私のことです。

 

 

大丈夫?激重生きがいニキのブログだよ?

大丈夫。ファミ通の攻略本だよ。とは (ダイジョウブファミツウノコウリャクボンダヨとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

 

 

先に言っとくけど、この冬

わぁ仕事が大変★ナポリが生きがい!と思って、

初期費用無料のプチ救済体験(笑)

ナポリは辛い人を救うよ!入信しようぜ!(笑)

みたいに布教の足しにしようと思って

日記みたいにメモつけてったら

想像以上に自分が追い込まれて重い話になった。

 

 

ほんとは色んな人の実況や生放送を見て生き延びてたんだけど、

とりわけナポリについて書こうと思う。

 

 

 

どんだけだよ!!

私が一番思ってるよ!!

 

「なんで仕事辞めないの」って言われたら

そりゃ言うのは簡単なんだけども、

へいらっしゃい言いたいことはそれだけか?

みたいな感じなんだけども、

 

とりあえず私の話を聞いてくれよ。

半分以上自分語りになっちゃったよ。

まあいいです。ブログなので。

 

 

 

 

人間には過労死するタイプと

過労自殺するタイプの二種類がいる。

この冬の学びはこれですね。

 

 

 

重いね!!!!ほら重い!!!!!!!言ったじゃん!!!!!!!!言ったよ!!!!!!!!!

 

 

今となっては

削られまくった心と

なんだか宙に浮いた私しか残ってなくて、

実感も記憶もあまり残ってないですが

ここはあえて、そのままにしておこうと思います。

 

 

導入の仕方が分からないから

唐突に話始めていい?

 

 

過労自殺、このゴールにたどり着くまでには

おそらく色んなルートがあって、(突然~!)

身をもって体験しながら

「そういうのもあるのか」って

頭の中の井之頭五郎が言ってました。

孤独のグルメ - Wikipedia

 

 

ここからは私の話。

 

 

端的に言うと、この冬はデスマーチでした。

ある程度覚悟はしてたけど、

一回倒れるまで働いてみようと思ったら

体がやられる前に心がやられた。

そんなところです。アホか。

 

 

おそらく大体のところ、

「現状から逃げたい→よーし死んじゃえ☆」

て、困難に出会って2秒で

思うわけじゃないんですよ。(話が突然~!)

 

 

デスマーチしていくうちに、

自分の自尊心自体が削られていく。

 

 

「思うように進められない自分はダメなやつ」

「これくらい終わらせられない自分はダメだ」

「言い訳をしたがる自分はダメだ」

「こんな大事なことを忘れる自分はダメだ」

「仕事が終わらないのは私が一生懸命じゃないから」

「これくらい把握しとかなきゃ」

が、消える暇もないまま積み重なって、

自信を失っていく代わりに

「私はこれができない」「あれができない」

が増えていって、

 

 

自分の生きる価値を少しずつ見失っていく。

 

 

ちょっとずつ増えていくものは

自分では変化に気付きにくいじゃない。

 

自分で振り返る余裕もないまま

心にダメージがたまっていって、

自然と

 

ああ 自分の存在に価値なんてないんだな

 

って

思うようになってる。

 

 

 

なんていうか、スリップダメージ。

ポケモン初期のどく状態。

歩いてるだけでもHPが減ってって、

まだいけるかまだいけるかって思ってるうち

いつしかHPが0になって、

 

 

めのまえが まっくらに なった!

 

 

つって。

 

駅の細いホームを歩いていると、

自分の方に向かってくる電車の

正面のシルエットだけが、

ぼんやりした暗い視界の中にくっきり映る。

一番やっちゃいけないことが

頭の中をチラチラよぎる。

 

そんな日が何日も何日もつづく。

 

その感覚に次第に慣れてきて、

電車が自分を救ってくれる

仲のいい友達か何かにだんだん見えてくる。

 

 

大丈夫かよ。大丈夫じゃないなこれ。

 

 

心って多分ある程度

自動回復機能ついてるんですけど、

当然まともな休息時間も取れずに

何日何ヶ月と過ぎていくから、

回復量よりダメージ量の方が多い。 

 

 

明日なんて来なけりゃいいのに とか

職場燃やしたい とか

最後の方はそういうことすら考える力もなく、

しんどい、嫌だなって感じると

心が折れちゃいそうなんだけど、

心折ってるほど暇じゃないから、

負の感情が心に到達する前に

感情をスルーするのがうまくなってって、

順調に心殺してんなと思った。

 

 

くらくらし続ける頭と慢性的な吐き気の中で、

蓄積して残った

「自分の存在に価値なんてない」っていう

漠然とした感覚だけが私を覆う。

他人の励ましの声もどこか遠くのものになって、

もう毎日ずっとずっと泣きそうなのに、

何も心に響かなくなってて

涙腺にくるものがない。

周りの身近な何もかもが遠い存在になる中で、

そして自分の存在価値はないって思ってるから、

じゃあもういいや、って思える。

 

 

希望が極めて低い将来への意気込み +30

なんてやつは

仕事中に空を見上げる余裕があって、

特に好きでもない人とダブルベッドでも

やってける人のモチベーションだよ。

 

 

自分でも自覚があるくらい

真面目で不器用で、そして不真面目で

「自分より残業してる人がいる」

「自分より仕事の量をこなしてる人がいる」

「自分より集中して仕事をする人がいる」

自分に励ましの言葉をかけていたつもりが、

今思えば、自分の首を締めていた。

 

 

3日前の晩ご飯が思い出せないように

楽しいことも嬉しい感情も思い出せない。

のんきに思い出してるほど、暇でもなかった。

生きている自分と

自分が生きていることに

意味が見出せずに、

ありふれた言葉で言えば

何もかもがどうでもよくなった。

 

 

うっかりつまずくような勢いで

うっかりホームに飛び込みそうになる。

 

自殺って勇気がいることかと思ってたけど、

大体は恐れも勇気も感じることなしに

うっかり死んでいくんじゃないだろうか。

 

 

そんなことを考えて

自分自身と照らし合わせていると、

そのたびにほんとにほのかに

まだ自分には笑えることがあるのに

死ぬのはもったいないんじゃないかなあって

かすかに思う。

頭の中の遠くの方でひっかかるものがある。

細くて頼りないかぎ針みたいなもので

わずかな何かがずっと

ぎりぎりの私を引き止めていた。

 

 

 

ナポリの動画、

ナポリの人たちの動画や生放送、

確実に笑えるものがあと数日したらあがるって

信じられたから、

未来というものが私に残った。

スレた自分に似つかわしくないくらい

嘘みたいな綺麗事言うけど、ほんとだった。

 

 

娯楽なんて追ってる暇なくて、

忙殺という言葉の通りで、

いつのまにかナポリの予告に対する

ワクワクする気持ちもゼロで、

わーいヤッター! のテンションもなく、

あがったから見なきゃ の義務感もなく、

あんなに前は小躍りしてたような

動画更新通知にさえ、

なんの感情もわかない。

感情が動くってのは、心の元気が必要だった。

 

 

でも気づくと、

動画ページを開いて再生してる。

突き動かされるようにって言葉が合う。

 

もう目の前の上司が何言ってるかも

何回も聞き返さないとわからないし、

電車の中や駅で全く知らない人の世間話を

音として浴びるのもしんどい。

 

けど、ぼんやりスマホを手にしていると

意識するより先になんとなく見てる。

動画のテンションについていくの

しんどい、って思って

途中で閉じたことがないんだ、

ナポリの人たちの動画。

個人実況もグループ実況も。

グループ動画と生放送と個人動画をひたすら追った。

そんな毎日を過ごした。

chは何を喋っていて、何の話題で笑ってたのか、

記憶する気力も聞き入る気力もなくて、

終わってみれば何も覚えてない。

生放送や個人実況は

見る時間がなくて溜まっていった。

それでも自分なりにちょっとずつ追った。

そんな毎日だった。

心がすり減って思考力も失って、

ああ、生きるのって大変だな、しんどいな

と無気力に思っていても、

なんとなく手が伸びた。

ナポリの人たちの動画には

そんな敷居の低さがあった。

 

 

しんどさ50000くらいの時は

動画を見ようどころか

何をしようという気力もなく

動画の音声、映像、それ自体が

重たい物体みたいに思えて

どこか身構えるものがあって、

ひたすらTwitterや何かを見て

何も頭に入らないのに

無駄にページをスクロールしては

文字を追う真似事をしてるんだけど、

少し時間がたって49500くらいに下がると

自然と手が伸びている。

 

 

普段の私と等身大の

いわゆる根暗のテンションなのに

きちんと面白い。

動画1つで何が変わるわけじゃないと

思いながら見始めるのに

3分で実況動画の世界に没頭していて、

5分見てるとしっかり笑ってる自分がいて、

あー 生きててよかったな、

私まだ、心から笑えたんだな、

自然と笑顔が出せるんだな

と思う。

 

 

偶然が生んだ笑いに「草」とコメントした。

寒いギャグすべってるな と心の中で笑いながら

「どっ」と文字を打った。

 

たった数文字のコメントだけど、

数分前まで自分を捨てようとしていた私に、

わずかに戻ってきた、

なけなしだけど、せいいっぱいの

元気と笑顔の結晶だった。

そんな中で、会社との行き帰りを繰り返した。

 

しばらく見てると

電車の中でニヤニヤしてる自分がいる。

くだらないつぶやきができるくらいになって、

見終えると心がほっとしている。

 

大声おじさんもすぐ死にたがるおじさんもいるし、

見捨てることに定評のある人もいるし、

何年か前まで心を持ってないって言われてた人もいるし、

後ろ向きな要素は多いけど、

そんなとこが大好きで動画を見てる。

スベってたりイキってたり

辛辣なツッコミが入ったりはしゃいでたり

独特なテンポが大好きで動画を見ている。

その中で笑える動画が、

だからこそ

なんとなく私の人生に根深く染み付いた

教室の隅の定位置とテンションが合う。

 

 

電車の中で何か動画を見てから

仕事を始めるのと、

見ないのとじゃ

仕事に向かう時の気力が違って、

そんな栄養剤的な感覚もあって、仕事に行く前

少しでも動画を見るようにしていた。

 

 

ゲーム実況って

実況者がゲームを楽しむのを見てるだけ、

ましてやグループ実況って

言ってみれば他人の仲良しを見てるだけで、

それは一見陽キャが盛り上がるのを

無関係そうに見ているのがしっくりくる

陰キャには縁がなさそうなものなのに、

なんだかそんなものじゃなくて、

ちゃんと視聴者目線の面白いがある。

 

 

「面白い」が

こんな  私の心に届くの、すごいなって思った。

生きがいが上がるから生きなきゃ、

生きがいをまだ消化しきってないから

生きなきゃと思って

1日1日を過ごした。

 

 

 

そしてここにきて振り返ると、

今、生きている私がいる。

 

 

 

 

 

不思議だなと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この冬、

文字通りナポリが生きがいになってた

視聴者が1人、ここにいたという話。

 

 

 

それだけの話。

 

 

 

 

 

 

ほんとに

 

 

実況続けてくれてありがとうな!!!!

 

 

 

 

 

メモ用の殴り書き、

そのままいっちゃえと思ったから

読みにくかったり

支離滅裂だったりすると思うな。

まともに読んでる人ごめんね

 

 

 

誰かホワイトな職場教えてくれ~~~

こいつら絶対過労死ラインの概念知らねえよ~~!

 

あと推しの力ってすげえな~~~!

 

 

 

そういや10年前も実況が心の栄養剤だったわ

 

 

 

 

 

 

すぺしゃるさんくす

この冬、Twitterで少しでも関わった全ての人に

それからモンスターエナジー各種、レッドブル

Tさんに貰った何がしかの錠剤