好きなことを好きなだけ

日本語の練習にちょっとつきあって

実況界の金字塔の話をさせてくれ(後半)

長くなっちゃった

 

 

 前回→ 実況回の金字塔の話をさせてくれ(前半) - 好きなことを好きなだけ

前半では、

限られた人が知るジャンル「ゲーム実況」、

その中でも誰も知らない実況者が、

突然ニコニコ全体で1位を取った話でした。

 

 

 

 

2.ゲーム実況としての普通さ

 

それ以前にもゲーム実況を追っていた人たちには、

なぜこの実況動画だけ伸びたのか?

よく分からないと言われました。

多分異質な何かがあると思うんですけど、

それがなんなのか、私にもまだよく分からない。

偶然ももちろんあると思う。

 

 

当然それまでにも、

見やすい動画編集をしてる実況者はいるし、

面白くて頭の回転が早い初見プレイをする人もいるし、

べらぼうにトーク力に長けた実況者も、

奇抜な発想をする実況者も、

リアクションが面白い実況者も、

わけわからんクソゲーに立ち向かう人も、

1日に何個も実況あげる暇な人も、

もちろんいるんですよ。

実況ブームのきっかけにゆとりFF4を外す人はいないし、

字幕プレイで面白い人もたくさんいる。

私もだてにイモータル以前から実況見てないぞ!

しかも、幕末志士の奴が来るや倍速実況、縛り、改造のように

特別な企画を設けてるわけじゃない。

特筆すべき点はあるにしろ、

ゆーても普通の実況プレイ動画なんですよ。

 

 

だけど、イモータルは突然それまでの人気実況者が得た

ランキングの順位をはるかに超えて

ニコニコ全体の目のつくところに行っちゃったんです。

その後投稿された実況動画も、今まで上げられた実況動画の

比じゃないくらいの再生数を得ました。

2chで取り上げられたことだけが伸びたきっかけなら、

part1だけ伸びて、その後落ちると思うんだよなあ。

 

ということで、

伸びた要因をいくつか考えてみようと思います。

 

 

●ゲームが面白い

ひとまず間違いないでしょ。これは。

論理どこだ。クソゲー

 

 

●hacchi自体が面白い

リアクションも取るし奇声も発するし語彙も突拍子もないし

その上ずっと喋ってるんですよね。

でもナポリで活動するまで

ここまで素で面白いとは思わなかった。

とにかく、誰も知らないクソゲーを「面白いゲーム」にまで昇華させるのも

hacchiのすごさがあると思います。

 

 

●話の内容が初見に易しめ

解説プレイじゃないので、ゲームの知識を披露するわけじゃない。

初見プレイなので、視聴者が既プレイという前提で話が進まない。

けど、ほどよい話題の狭さもあり、

ニコ厨には伝わるネタの面白さもある。

ということで、

普段ゲームをしない初見のニコ厨への敷居が非常に低く、

とっつきやすい部分があったんじゃないかな?

 

 

●イライラしない初見プレイ

迷ったりして面白くない部分を補うだけの何かがある。

トーク、謎を解く頭の回転の速さ、編集で作るテンポの良さ

あたりでしょうか。

初見プレイの良さは、

未プレイ勢も実況者と同じ視点に立てるところ。

初見プレイのネックは、

ゲームを知ってる側からすると

多少なりともイライラする部分がある。

 

ただ、イモータルは大半の視聴者が知らないゲームなので、

視聴者もプレイヤーと同じ視点に

強制的に立たせられることになる。

いわゆる指示厨もなんだか的外れだったり、

視聴者もゲームのクソさに驚きながら進められるのがいいところ。

でも、その分ゲームの知名度では勝負できない。

 

 

●結局「ゲーム×実況者」が面白い?

カレーとライス、片方だけでも美味しいんだけど、

合わさるからこそ美味しさが増すみたいな。

イモータルはhacchiが実況したからこそ面白かったんじゃないかな

ぼんやり思います。もちろん、他の実況したゲームも。

かたや任天堂CERO-Aゲームどうぶつの森に放り込んでも、

hacchiは面白いと思います。

 

 

3.特異な存在のゲーム実況が、普通を築いたこと

ゲーム実況で、ニコニコ総合ランキングの上位を固めたこと。

 

カーリングやフェンシング、男子フィギュアスケートの種目で

オリンピックで1人(1チーム)が一回金星を取り

その後世間の多くが知る種目になったのと同じように、

知る人ぞ知るジャンル「ゲーム実況」は

多くの人が注目する旬ジャンルへと成長します。

  

はっちのイモータルはほんとにターニングポイントなんだって。

私だけじゃない。亀戸組も言ってるよ。

亀戸組(身内感)みたいなとこあるけど。

(でもB-teamの該当記事internet archiveで探しても見つからなかったんですよね…誰か…)

 

それでもゲーム実況としては、普通の初見プレイ。

でも、ここまで話題性があった理由として、

私が一つの仮説を挙げるなら、

 

ゲーム実況として総合のパラメータが高い。

 

色んな好みをもつ視聴者の満足値を、

満遍なくクリアすることができる。

 

だからこそ、hacchiの絵センスの尖り具合とか、

天然の面白さとか、編集の巧さとかが際立つような気がします。

 

そしてだからこそ、

いままでゲーム実況に目もくれなかった多くのニコ厨

「これがゲーム実況なんだ」と認識したんじゃないかなーと

ちょっと思ってます。

 

 

それまでの実況界から見て、普通だったこと。

そのあとの実況界の、普通の礎を築いたこと。

 

スタンダードなゲーム実況が急増した裏には、

スタンダードなゲーム実況の定義を

大衆に注目されつつ提示できるようなものがあって、

あるいはそれがhacchiのイモータルだったんじゃないか。

でも、これは私の仮説にすぎません。

 

 

前半でも言ったとおり、

ニコニコのコメントには過去に遡れる機能があります。

「実況界の金字塔」の出処。

www.nicovideo.jp

今まで実況動画を上げはしても

決してフリートークという表舞台に出ることがなかった孤高の実況者が、

しんすけと対峙すると決まった瞬間の

ざわめきを、さかのぼって感じてみたらいいんじゃないかな。

 

今改めて言うと、ほんと何言ってんだろうなって気分です。

ソロ曲2曲ほどyoutubeに上がってるんだけど。

ワンエイトディスコしてるけど。

 

 

ゲーム実況は、

hacchiの人気を待たずしても、人気ジャンルになってたかも。

でもイモータルがなかったら、

実況者がこれだけ増えたことも、

ゲーム実況を視聴する人がこれだけ増えたことも、

なかったかもしれません。

 

 

私の話は大げさかもしれない。

昔話は往々にして話半分に聞くものです。

 

でも記録は嘘をつかないし、

記録が残るのがネットのいいとこですね。

暇な人は2008年のニコニコをさかのぼってみても

いいかもしれません。

 

 

 

 

 

基本的には、過去のデータはニコチャートを参照しました。

それから週間ニコニコランキング

 

 

 

 

あとがき

ましお亀戸あたりの飲み会での出現報告を待つばかりだったので、

どう森でグループ実況内とはいえ、

個人実況っぽく帰ってきたのがほんとに嬉しい。

 

 

8以前に伸びた実況といえば

いぼんさんのポケモン赤か旧農地…?と思って調べたところ、

赤のpart1は最高デイリー再生28位削除後初復帰のpart17は最高デイリー再生24位

もちろんゲームカテゴリ内では1位あります。

part1は週間ランキングで36位

農地(旧)は定期的にデイリー40位付近をうろうろ上がってきたり。

歌ってみたも駆け出しだったころですね。

 

当時のランキングやコメントをさかのぼっていて、

ニコニコの中でさえ、ボカロも機械音とか言って叩かれてた時も

あったんだなあ・・・と思います。

ゲームカテゴリ自体はニコニコの中でもそこそこ人気があったぽいけど、

やっぱりゲームに声がのる実況は、あんまり手を出す人いなかったのかなと思います。

今すごく評価されてる動画に今見ると笑っちゃうようなdisコメがあったりもするので、

やっぱただのディスりほど無意味なものはないね!!と思いました。元気出る。