リメンバーミーヒくほど泣ける
追記:この記事があまりにも理性がないので、冷静になって書いたやつです
→リメンバーミーの感想2 家族の愛は正直どっちでもいいけどとりあえず泣いた - 好きなことを好きなだけ
なめてたわ。これは覇権。
アカデミー賞取ったけどどうせ他に候補なかったんやろとか思ってたわ。
ごめんなリー・アンクリッチ。
人生における数少ない映画鑑賞経験の中でまず一番泣きました。
声出さないのに精一杯だった。
エンディングのちょっとしたギャグシーンがもう全然頭に入らんくらい泣いた。
どこで泣いたかっていうと、気がついたら泣いてた。
マジで怖い映画だと思った。
おじいちゃん、あれね、ホラー。
気がついたら泣いてる。
たぶん感動系の毒かなんか入ってるんだと思う。あの映画。
回り始めは遅いけど、効きだしたらめっちゃ早い。のたうちまわるレベルに効いてくる。さいごはしぬ。
席3つくらい隣の幼女も嗚咽漏らすくらい泣いてた。年端もいかない幼女をあんなに泣かせることある?ディズニー/ピクサー、鬼畜の所業。
ネタバレしない範囲で言うと、
序盤の予想全部裏切られた。
こうなるかなと思った展開と180°違うもの見せられてたのに、気づくと見たいもの全部見せられてた。
もうね、ポルナレフ。私が。
リメンバー・ミーがザ・ワールド。
何を言ってるかわからねーと思うが、私も何をされたのか分からなかった。
映画を観た後は充足感で満ち足りていた。
あと沼に落ちそうになってる。
あとね。自分の目の節穴さを痛感しました。
見る目ないなと思った。
モヤッとした直感の部分は当たってるんですけど、核心は見抜けてなかった。
そりゃいつまで経ってもいい人側におらんわ。
これから見に行く人は号泣チャレンジと一緒に節穴チャレンジしてくるといいですよほんと!!!
それから予備知識題名とCMしかない状態で行ったんですけど、個人的には知識ほぼ0で正解でした。
私映画とか人の名前全然覚えられなくて、特に洋画だとダイハードの主人公とターミネーターのアンドロイドの区別つかないレベルなんですけど、天下のディズニー/ピクサーなんで心配無用でした。たのしかった😄
以下は一応ネタバレ注意のやつ。そんなにないけど
①ヘクター
キャストクレジット見て、藤木直人の声にあんなやられたのかと思うと若干腹が立った。
知らない人いたら見てください、2012年大河ドラマ平清盛。いまアンナチュラルで話題の井浦新が怨霊になってるよ。こっちも沼だからね。
ヘクターは沼じゃない??????
ああいう系好きな人絶対いっぱいいるでしょ?
ギャップにやられる。
現実にやられた人がいましたね。イメルダっていう。
ラテン系のダメなとこ詰まってる性格してるのに、歌うまくて人情深くて家族想いなんですよ。
最近のディズニーはギャップに何か見出してますね、絶対。
フリン、クリストフ、ニック。
見出してるわ。スキのあるギャップ持ち系男子に見出しよる。
藤木直人良すぎるでしょ。いい声ー。
タコの次は骨。人類の性癖開拓。
ファインディング・ドリーのハンク🐙は声が上川隆也な所為もあって、私(上川クラスタ)周辺での人気は世間一般の人気とズレがあるかなと思ってたんですけど、ディズニーシーの方でもハンクのキャップが売ってたので、声優云々除いてもタコ沼に落ちた人は少なくないんじゃないかと思いました。よかったよかった。
②予想裏切られた
・ひいひいじいちゃん
・死者の国での先祖側の立ち位置
・ヘクターお前ほんといい奴だなほんと
・リメンバーミーが誰に向けられた誰の歌か
・ダンテえっお前マジで?
みごとにふし穴だった。
ガード固めてたとこと違うところからボディーブローくらいまくって叩きのめされた感があります。
以下さらにネタバレ注意
③言外の設定絶対多いよこれ
ありがたいことに、un poco locoの設定は監督のTwitterで正解が出てるそうですね。
ヘクターからイメルダに送られた歌とか。
それから日本語版ポスター。
観た後見ると、え?こんなシーンあった?ていう。
ヘクターとミゲルとダンテが3人で橋渡ってる。
もう泣ける。はい泣ける。はいアカデミー賞。
ポスター家に飾ろう。そしてスピンオフ作って。
また会えるよねって感じですよね。泣くわ
あとはデラクルスがなんで帰らないかとか、身内の認識は?とか、盗むってどこから?とか、そのへんの細かいところは設定集欲しい
③リメンバーミー
映画の後聴くとオァアアアーッッてなる。
感極まってくる。
これ。ねえこれ。
実質ミゲルとヘクターが一緒に歌ってるんですよ。
欲しいなぁーこれ!欲しいなぁー!!!もうちょっと藤木直人の歌パート増やしてさ!欲しいなぁー!!!!!!
リメンバーミー、当初はもう偉大な歌手から始まった大衆の歌として存在してるんですけど、最後にまちの片隅の素朴な家で、たった1人のために歌ったひとつの歌に帰ってくるんです。
おかえり!!!!!!!!!😭😭😭😭😭😭😭
柔らかいギターだけの伴奏と、スローテンポなメロディーが、瀕死の私の傷口をえぐるえぐる。
リメンバーミーには重要な意味があって、きっと誰かを想った心のこもった歌なんだろうということは想像してたけど、
まさかこんな形で帰ってくるとは思わんかった。ストレート撃ち抜かれた。
それから最後数分に畳みかけられるハッピーエンドの応酬。
もうやめて。私の体力と涙腺の限界値はとっくに0です。
とっくに泣き腫らして死体と化した私を二度も三度も蹴ってくるよね。死体蹴りってレベルじゃない。鬼畜。
原題はcocoて言うらしいですけど、全然変わってますね。
COCOもCOCOで、COCOがなにか大きなキーワードなんだろうなと思って観ちゃうからね。個人的にはリメンバーミーでよかったです。
どっちにしろ私の目は節穴だったけど。